3ヶ月でTOEIC355点アップ(435→790)を達成するまでの勉強方法
私は会社の昇進のためにTOEICを受験する必要があり、3ヶ月ほど集中してTOEICの勉強に取り組んできました。
そして先日、TOEIC IPテストにて355点アップ(435→790)を達成することができました。
短期間でやった割にそれなりの成果が出たかなと思うので、自分の振り返りも含めて勉強した内容をシェアしていきたいと思います。
公式問題集で弱点探し
TOEICの勉強を始めるにあたって、まず何からやっていくかは悩みました。
勉強当初は正直英語に苦手意識もあり、長期的にコツコツ勉強する方法だと持続しないだろうなと思っていたので、最初から短期集中型でやろうと考えていました。
今では英語学習が趣味になりつつありますが笑
TOEICも前回受験から1年以上空いており何が弱点かすらよく分かっていなかったので、まずは最新のTOEIC公式問題集を購入して、時間を測って解いてみました。
実際に解いてみたときの各パートの正答率は以下のとおりです。
リスニング | パート1 写真描写問題 | 50% |
パート2 応答問題 | 72% | |
パート3 会話問題 | 62% | |
パート4 説明文問題 | 30% | |
リーディング | パート5 短文穴埋め問題 | 80% |
パート6 長文穴埋め問題 | 75% | |
パート7 読解問題 | 24% | |
トータル | 52% |
結果を見てみると、パート4、パート7の正答率が特に低いことがわかります。
これはパート4に関しては集中力が完全に切れていて会話が全く聞き取れていなかったこと、パート7に関してはそれ以前のパート5,6で時間を使いすぎていて半分以上回答できないまま終わってしまったことが原因でした。
逆にそれ以外のパートでは60%以上正解しているものが多いので、パート4、7を同じ水準まで持っていければ十分高得点が狙えるとも思いました。
そこで、私のTOEIC勉強方針を以下に定めました。
1.リスニングの集中力を切らさないため、毎日英語音声を聞いて慣らす
2.リーディングの回答速度を上げるため、パート5~6を早く解く練習をする
リスニングの勉強方法
勉強方針の1点目にあげたリスニングの勉強として、私は以下の教材を使いました。
正直どの教材でもいいと思うのですが、私は以前のTOEIC対策でこの教材買っていたのでそのまま使いました。
前回のTOEICのときは30ページくらい読んで放置してました笑
この単語帳に載っている単語ごとに例文があり、例文の音声がCDでついています。
これを単語帳を見ない状態で音声を聞き、何を言っているか聞き取るという練習をしていました。
「英単語」→「英単語の日本語訳」→「英文」→「英文の日本語訳」という感じで音声が流れるので、リスニングの勉強をしつつ、ついでに頻出の単語を覚えられたらいいかなという欲張りな発想です。
これを毎日の朝、あるいは夜に30分ずつほど聞くようにしていました。
単に机に向かって聞いてるだけだと眠くなって英語が頭に入ってこないことが多かったので、私は外で散歩しながら聞いていました。
実際、散歩しながら聞いていると眠気覚ましにもなるし集中力が切れにくいのでこの方法は良かったと思います。
また、最初は英文をそのまま聞いても全然聞こえないことがほとんどなので、iosアプリで再生速度を0.5倍とかにしてじっくり何度も聞くようにしていました。
私が実際に使っていたアプリは以下です。
630語しかないので比較的ボリュームが少なく、無理なく1周やりきることができました。
リーディングの勉強方法
勉強方針の2点目にあげたリーディングについては、以下の教材を使用しました。
【別冊模試・CD-ROM・音声DL付】TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術-受験票が届いてからでも間に合う11日間の即効対策プログラム
こちらは「受験票が届いてからでも間に合う!」が売り文句のTOEIC対策本です。
内容としては各パートの傾向にあわせて「こういう問題にはこういう対策が有効」みたいなノウハウがギュッと詰まっています。
短期間で集中して勉強するという私の目的にも合っており、私の勉強に非常に役立ってくれました。
こちらの本はリスニング、リーディングともに扱っていますが、この中のパート5,6対策がリーディングの回答速度向上に役立ってくれました。
例えばパート5で選択肢が「produce」「productive」「production」「productively」のように品詞を問う問題だったら、問題文は全文読む必要はなく、空所前後の2,3語を見て5秒で回答する。みたいなことが書いてあります。
実際これを意識して問題に取り組んでみると、パート5,6の問題が流れ作業のようにどんどん解けるようになりました。
解けるスピードが早くなってくるととても楽しいです笑
こちらの本も1周やりきった形です。
この本をやる前と後でTOEIC公式問題集の各パートでかかった時間を比較してみたのですが、パート5,6は半分未満の時間で回答できるようになっていたので自分でも驚きました。
TOEIC公式問題集で仕上げ
最後はTOEIC公式問題集で勉強の成果を確認しつつ復習をしました。
やはり公式問題集が実際の試験に沿った形で勉強できるので、試験前に何を重点的に勉強するかを見直すのにも役立ちました。
トータルで時間を測りながら3回解きました。
この状態で実際のTOEIC試験に望み、355点アップ(435→790)を達成するに至りました。
まとめ
私が3ヶ月で355点アップ(435→790)を達成するまでの勉強方法についてお伝えしてきました。
今回の勉強方法としてよかったのは以下だと思っています。
最初に公式問題集を時間を測りながら解いたことで、自分の弱点(鍛えるべきポイント)が見つけられた。
短期間で集中して勉強することで挫折することなく続けられた。
TOEICは満点を狙うならともかく、大体の人は600点とか一定の点数以上をとることを目標にしていると思うので、なるべく伸びしろがある部分を狙って集中的に勉強すると点数が伸びやすいと思います。
また、短期集中でやる方法は人によって向き不向きがあると思うのでそこはみなさんの好みに合わせていただければと思います。
もっと高得点を狙いたい人には物足りない内容かもしれませんが、私のようにTOEIC初心者で点数が伸び悩んでいるという方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
今度はTOEIC900点を目指して更に勉強励んでいきます!
ひだたかし
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